2024-04-22

『新耐震』でも倒壊!?命を守る耐震性能とは?②

 

こんにちは。最近、南海トラフ地震のニュースがテレビでよく見かけるようになり、ますます災害に対する備えが大切だと認識しているタニです。
今回も引き続き地震についてお話していきたいと思います。

 

(出典:構造塾より提供)

 

地震に耐えうる建物とはどういったものなのでしょうか?

国が定める建築基準法は、建物を建てる上での『最低基準』

前回ご説明しました建築基準法における耐震基準は、法律上の最低基準であり、これをクリアしたからと言って安全性は不十分です。
要するに、すべての建築物が達成すべき最低ラインという位置づけです。
そのため、これから家づくりを考えている方は、さらなる安全性を求めて検討を進めることが重要となります。

耐震性能は『建築基準法』から『耐震等級』へ

このような流れを受けて、耐震性の評価も『建築基準法』から『耐震等級』へと変わりつつあります。
『耐震等級』とは、2000年に施行された『住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)』による国土交通省が定める耐震基準で、下表の通り「1」~「3」の等級があります。

 

 

耐震等級1

建築基準法で定められた最低限の耐震性能を満たしている建物。
震度6強から7の大地震でも即倒壊はしないというレベルの耐震性能です。
ただし、即倒壊はしないものの、その後は大規模修繕や建て替えが必要となる可能性があります。

耐震等級2

耐震等級1の1.25倍の耐震強度を持つ建物。
震度6強から7の地震でも即倒壊はせず、その後も一定の補修をすることで住み続けられる程度の損傷で済むと考えられています。

耐震等級3

耐震等級1の1.5倍の耐震強度を持ち、耐震等級の中ではもっとも頑丈な建物。
震度6強から7の地震でも即倒壊はせず、軽い補修で住み続けられる程度の損傷で済むと考えられています。

 

まとめ ~命を守る『耐震性能』とは?~

今後いつ発生してもおかしくない震度7クラスの南海トラフ地震。
ご家族の命を守るために、そしてそこで末永く住み続けられるように、耐震等級3を満たす設計の建物はとても重要です。

また「耐震等級3」の建物は、「地震保険50%割引」「フラット35-S利用可能(一定期間、金利0.25%引下)といった税制優遇もあります。

シンズクラフトでは、全棟、許容応力度計算を標準で実施しており、安心して末永くお住いいただけるよう高性能なお家をご提供しております。

 

 

本当に安全な場所はどこか。本当に避難すべきところはどこか。
それはそれぞれのマイホームであるべきで、ご家族の命を守る耐震性能の高い家づくりは最も大切な事だと思います。

 

 

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