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2024-07-09
子供部屋を仕切るとどうなる?家づくりの新常識
こんにちは!ヤマモトです。
先日、公園に行くとセミの抜け殻が落ちていて、「え!!もう?早いなぁ…」と思わず、声がこぼれてしまいました。その抜け殻を見つけて数日後、セミの鳴き声が聞こえ始めました。もう7月ですものね。木のそばを通る時は用心したいと思います。
今回は、家づくりにおいて「子供部屋を仕切ること」についてお話したいと思います。子供部屋のレイアウトは、家族の成長とともに変わっていくものです。実際に初めは部屋を仕切らずに建てて、将来的に子供部屋を仕切りたいとなった時に壁を作れるようにあらかじめ下地を仕込んでおかれる方もいらっしゃいます。では、子供部屋を仕切ることのメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
1. プライバシーの確保子供たちが成長するにつれて、プライバシーの重要性が増してきます。特に思春期には、自分だけの空間が欲しいという欲求が強くなるものです。部屋を仕切ることで、子供たち一人ひとりにプライバシーを提供することができます。
2. 集中力の向上別々の空間を持つことで、勉強や趣味に集中しやすくなります。特にオンライン授業やリモート学習が増えている現代では、静かな環境が必要不可欠です。
3. 個性の尊重子供たちの趣味や好みはそれぞれ異なります。部屋を仕切ることで、自分だけの装飾や家具配置が可能となり、個性を尊重することができます。これにより、自分の空間を大切にする気持ちも育まれます。
デメリット
1. スペースの制約部屋を仕切ることで、どうしても一部屋あたりのスペースが狭くなってしまいます。特に限られた面積の家では、部屋を分けることが難しい場合もあります。
2. 費用の増加部屋を仕切るためには、新たに壁やドアを設置する必要があり、これには費用がかかります。さらに、仕切った部屋ごとに家具や収納を揃える必要があるため、全体的なコストも増加します。
3. 家族のコミュニケーション減少部屋を仕切ることで、子供たちがそれぞれの部屋にこもりがちになる可能性があります。これにより、家族全体のコミュニケーションが減少することも考えられます。共有のリビングやダイニングでの時間を大切にする工夫が必要です。
4. 子供達が独立したあとの活用法子供たちと一緒に暮らしている間は問題ないですが、成長して家を出て行ったあと、その子供部屋はどうしますか?子供たちの荷物を置きっぱなしで、モノを収める倉庫と化してしまってはもったいないです。荷物をきちんと整理して書斎にしたり、趣味の部屋にしたり、シアタールームにするなど、活用方法を考えておきましょう。
まとめ
子供部屋を仕切ることには、メリットとデメリットの両方があります。家族のライフスタイルや子供たちの成長に合わせて、最適な選択をすることが重要です。例えば、子供たちが小さいうちは一つの大きな部屋を共有し、成長に合わせて仕切りを取り入れるなど、柔軟な対応が求められます。
そして子供部屋を考えるということは、住まいの将来を考えることにつながります。是非、将来の生活にまで思いを巡らせながら、後悔しない家づくりをしていただきたいと思います。
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