2026年7月21日
こんにちは。貝塚市の工務店、シンズクラフト代表の小野寺伸也です。
家づくりのご相談では、キッチンやリビングと同じくらい「洗濯・乾燥」についてのご質問をよくいただきます。
今回は、2026年7月に発表されたばかりの新しい電気衣類乾燥機についてご紹介します。
天候に左右されず洗濯物を乾かせる衣類乾燥機は、共働き世帯を中心に注目度が高まっています。
中でも「乾太くん」という名前を耳にしたことがあるご夫婦は多いのではないでしょうか。
そんな中、2026年7月1日にパナソニックから新しい電気衣類乾燥機「Solaire(ソレイル)」が発表されました。
発売は2026年11月上旬を予定しており、本記事執筆時点ではまだ店頭に並んでいない製品ですが、これから家づくりを進めるご家庭にとっては、間取りや電気・ガス計画を検討する早い段階で「選択肢の一つ」として知っておくと役立つ製品です。
この記事では、ソレイルの特長と、既存のガス式乾燥機との違いを整理しながら、ご家庭に合った選び方を考えるための材料をお伝えします。
どちらが優れているという話ではなく、暮らし方に合わせて選べる選択肢が増えたという視点で読んでいただければと思います。
※本記事は執筆時点(2026年7月)の情報です。
価格や仕様、発売時期などは変更される場合があります。

結論からお伝えすると、共働き世帯の増加や花粉・大気汚染への意識の高まりから、洗濯物を室内で乾かす「乾燥機の活用」を検討するご家庭が増えています。
パナソニックの発表によると、共働き世帯の増加やライフスタイルの多様化に伴う時短・効率化ニーズの高まりに加え、天候に左右されずに洗濯物を乾かせる利便性から、衣類乾燥機の市場は拡大が続いているとされています。
実際、家づくりのご相談でも「洗濯から乾燥、収納までを一つの動線で完結させたい」というご要望は年々増えている印象があります。
特に小さなお子さまがいるご家庭では、外干しの手間や花粉の付着を避けたいという声も多く聞かれます。

また、経済産業省が掲げるZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及に向けた動きにあわせて、新築戸建て住宅では太陽光発電などの自家発電設備を導入するご家庭が増えています。
オール電化住宅では、化石燃料を使う設備をなるべく減らしたいというお考えの方も多く、こうした背景から今後、電気式の衣類乾燥機への注目度がさらに高まっていくことが見込まれています。
衣類乾燥機には大きく分けて「電気式」と「ガス式」があります。
電気式は電気の熱で乾かす方式で、家庭用のコンセントで使えるタイプが主流でした。
一方でガス式は、ガスの燃焼熱を使って高温の風で一気に乾かす方式で、乾燥時間の短さが特長とされています。
これまで電気式は、100V電源のため熱量に限りがあり、乾燥に時間がかかる傾向があったといわれています。
今回登場したソレイルは、この電気式の弱点とされてきた部分に手を加えた製品として注目されています。

結論として、ソレイルは屋外排気式と200V電源を組み合わせることで、従来の電気衣類乾燥機と比べて乾燥時間を大幅に短縮した新しいタイプの電気乾燥機です。
2026年7月時点ではまだ発表段階で、発売は同年11月上旬を予定しています。
ソレイル(正式品番:NH-EN12A1WJP)は、乾燥時に発生する高温多湿の空気をダクトで屋外へ排出する「屋外排気式」を採用しています。
あわせて200V電源を使うことで乾燥性能を高め、パナソニックの従来モデル(NH-D605)との比較で、乾燥時間を約45%短縮したとされています。
標準コースで6kgの衣類を乾かす場合、目安として約135分での乾燥が可能とされており、これまでの電気式乾燥機に比べて待ち時間の負担が軽くなることが期待されています。

パナソニックがランドリー事業で培ってきた、大風量かつ低温風で衣類をやさしく仕上げる技術も引き継がれています。
衣類の縮みを抑えながら、ふんわりとした仕上がりを目指した設計とされ、ワイシャツコースや厚物コースなど、洗濯物の種類に応じて選べる複数のコースが搭載されています。
デリケートな衣類が多いご家庭にとっては、この仕上がりの質も比較検討のポイントになりそうです。

一点、事前に知っておきたいのが設置条件です。
ソレイルは屋外へダクトを通す排湿管工事と、200V電源を引き込む電気工事が別途必要になります。
また住宅設備ルート専売品となっており、家電量販店での店頭販売ではなく、住宅設備の取り扱い先を通じて相談する流れになるとされています。
賃貸住宅や既存住宅への後付けは、施工条件によっては難しい場合もあるため、新築やリフォームの計画段階で採用を検討するのが現実的といえるでしょう。
発売時期は2026年11月上旬、価格はオープン価格と発表されています。
本記事をご覧いただいている2026年7月時点では、まだ発売前・購入前の製品である点にご留意ください(発表時点の情報のため、今後変更される可能性があります)。

このように、ソレイルは「電源とダクトの計画を事前に組み込んでおく必要がある設備」だといえます。
すでに完成した住宅に後から導入するというよりも、新築時やリフォームの間取り検討段階で候補に入れておくことで、無理のない設置がしやすくなると考えられます。
発売までまだ数か月ありますが、これから土地探しや間取り計画を始める方にとっては、むしろ「発売前の今」が検討を始めるのにちょうど良いタイミングともいえます。
結論として、ガス式の「乾太くん」と電気式の「ソレイル」は、どちらが優れているというより、住まいの設備条件やご家庭の考え方によって向き不向きが分かれる関係にあります。
なお、乾太くんはすでに販売されている製品であるのに対し、ソレイルは2026年11月上旬発売予定 of the yearの製品です。
この点を踏まえたうえで、それぞれの特徴を見ていきましょう。
リンナイのガス衣類乾燥機「乾太くん」は、ガスの強い温風による短時間乾燥が特長とされ、6kgの衣類を約60分で乾燥できるとされています。
乾燥スピードを重視するご家庭や、洗濯の回数が多い子育て世帯からの支持が高い製品です。
導入にはガスの契約や配管工事が必要になるため、オール電化住宅の場合は新たにガス契約を結ぶかどうかの検討が必要になります。

一方のソレイルは、ガスの契約が不要という点が大きな特長です。
ランニングコストについては、プロパンガスを使用したガス衣類乾燥機よりも抑えられるとされており、その目安として電気31円/kWh(税込)、プロパンガス659.47円/㎥という単価が示されています。
また、使用条件によっては都市ガスと同程度のコスト水準も見込めるとされていますが、これは電力プランや使用時間帯など個別条件による部分が大きく、一律に言い切れるものではありません。
夜間電力や太陽光発電との組み合わせにより、ランニングコストを抑えやすくなることも期待されています。
太陽光発電を導入予定のご家庭や、オール電化を検討されているご家庭にとっては、発売前の今のうちから選択肢の一つとして検討しやすい製品といえそうです。

乾燥スピードを最優先したい方には乾太くんが、ガス契約を増やしたくない方や太陽光発電との相性を重視したい方にはソレイルが、それぞれ検討しやすい選択肢になると考えられます。
どちらも一長一短があり、住宅設備は一度決めると後から変更しづらいことが多いため、実際の使用イメージを具体的に描きながら比較することが大切です。
家づくりのご相談の現場では、「共働きで毎日乾燥機を回すからスピード重視」というご家庭もあれば、「太陽光発電を載せる予定だからガスは極力使いたくない」というご家庭もあり、優先順位は本当にさまざまです。
どちらが正解というものではなく、ご夫婦それぞれの暮らし方の中で「何を優先したいか」を言葉にしていくことが、納得できる設備選びの第一歩になります。
結論として、乾燥機は「後付けが難しい設備」であるため、間取りや電気・ガス計画の初期段階で方向性を決めておくことをおすすめしています。
ソレイルのように発売前の製品であっても、設計段階から選択肢に入れておくことで、後の工事がスムーズになります。
乾燥機は本体の性能だけでなく、設置スペース、換気ダクトの取り回し、電源やガス配管の位置など、建築計画と密接に関わる設備です。
特に屋外排気式の電気乾燥機やガス式乾燥機を検討する場合は、外壁への排気口の位置や、洗濯機との配置バランスも合わせて考える必要があります。
私たちが設計のご相談を受ける際も、「洗濯・乾燥・収納」をひとつの動線として一緒に整理することを大切にしています。

初期費用だけでなく、月々の光熱費やメンテナンス費用まで含めて比較することが、後悔の少ない選択につながるとされています。
ガス式は導入にガスの契約・配管工事が必要になり、電気式は200V電源と排気ダクトの工事が必要になるなど、必要な設備そのものが異なります。
なお、ソレイルの本体価格は現時点で「オープン価格」とされ、具体的な実売価格は公表されていません。
発売前の製品のため、価格面での比較は、発売時期が近づいた段階で改めて確認することをおすすめします。
太陽光発電や蓄電池の導入予定がある場合は、電気式との組み合わせでランニングコストを抑えられる可能性もありますが、実際の効果は使用条件によって異なるため、事前のシミュレーションをおすすめしています。
比較の視点を整理すると、次のような違いがあります。
| 比較項目 | ガス式(乾太くん) | 電気式(ソレイル) |
|---|---|---|
| 発売状況 | 販売中 | 2026年11月上旬発売予定 |
| 乾燥時間の目安 | 6kgで約60分 | 6kgで約135分 |
| 必要な設備 | ガス契約・配管工事 | 200V電源・排気ダクト工事 |
| ガス契約 | 必要 | 不要 |
| 本体価格 | 販売店により異なる | 執筆時点でオープン価格(未公表) |
あくまで目安であり、実際の乾燥時間や費用は洗濯物の量や使用環境によって変わります。
数字だけで判断せず、ご自身の暮らし方に照らし合わせて検討することが大切です。
乾燥機選びで迷った際は、次のような視点で整理してみると判断しやすくなります。

どれか一つだけで判断するのではなく、暮らし方全体から逆算して考えることが大切です。
私たちのセミナーや個別相談でも、こうした住宅設備の比較についてご質問をいただくことが多く、図面と合わせて具体的にご説明するようにしています。
パナソニックの新しい電気衣類乾燥機「ソレイル」は、屋外排気式と200V電源によって、従来の電気式乾燥機よりも乾燥時間を短縮した製品です。
2026年7月時点ではまだ発表段階で、発売は同年11月上旬の予定です。
ガスの契約が不要という点は、オール電化住宅や太陽光発電を検討されているご家庭にとって選びやすい特長といえます。
一方で、ガス式の「乾太くん」には乾燥スピードの速さという強みがあり、どちらが優れているというより、ご家庭の設備計画や暮らし方によって向き不向きが分かれる関係にあります。
乾燥機は後から変更しにくい設備だからこそ、間取りや電気・ガス計画の初期段階で、ご夫婦で優先順位を整理しておくことをおすすめします。
ソレイルはまだ購入できる状態ではありませんが、発売までの数か月を「情報収集の期間」として活用し、選択肢の一つとして早めに知っておくとよいでしょう。
A.
いいえ、まだ購入できません。
2026年7月1日に発表されたばかりの製品で、発売は2026年11月上旬を予定しています。
本記事執筆時点(2026年7月)では発表段階であり、店頭や住宅設備の取り扱い先での取り扱いはまだ始まっていません。
発売時期は変更される可能性があるため、最新情報のご確認をおすすめします。
A.
屋外への排湿管工事と200V電源の引き込み工事が必要になるため、住宅の構造や設置場所によっては対応が難しい場合があります。
導入をご検討の際は、事前に施工条件の確認が必要です。
A.
乾燥スピードを重視される場合はガス式の乾太くん、ガス契約を増やしたくない場合や太陽光発電との組み合わせを重視される場合は電気式のソレイルが検討しやすいとされています。
ただし乾太くんはすでに購入可能な製品であるのに対し、ソレイルは2026年11月上旬発売予定の製品である点も踏まえてご検討ください。
A.
使用する電力プランや稼働時間帯、太陽光発電の有無によって実際のコストは異なります。
目安としてプロパンガスよりも抑えられる場合があるとされていますが、個別の条件によって変わるため、事前のシミュレーションをおすすめします。
A.
排気ダクトの位置や電源・ガス配管は建築計画と関わるため、間取りの打ち合わせが本格化する前の、比較的早い段階でご相談いただくとスムーズです。
ソレイルのように発売前の製品であっても、設計段階で候補に入れておくことで、後の工事がスムーズに進みます。
弊社では、貝塚市を中心に、泉佐野市・岸和田市・和泉市・熊取町・泉南市・阪南市・田尻町・泉大津市・高石市・忠岡町・河内長野市・大阪狭山市・堺市エリアで、家づくりのご相談を承っています。
事務所から車で1時間圏内を目安とした地域が主な対応エリアです。
施工可能エリアの詳細は、お気軽にお問い合わせください。
洗濯・乾燥まわりの設備選びは、間取りや電気・ガス計画とあわせて考えることで、より納得感のある選択につながります。
まずは情報収集からでも大丈夫です。
「我が家にはどちらが合っているのか知りたい」「乾燥機のスペースをどう確保すればいいか相談したい」など、気になる点がございましたら、個別相談や完成見学会の機会にお気軽にお声がけください。