2026年2月20日
こんにちは。シンズクラフト代表の小野寺伸也です。
土地探しを進める中で、
「同じエリアなのに、この土地だけ価格が抑えられているのはなぜだろう」
と感じたことはありませんか。
少し得をしたように思える反面、「何か見落としているのでは」と不安になる方も多いように感じます。
今回は、土地の価格が決まる仕組みと、注文住宅を前提にしたときの見極め方を、
2026年現在の状況も踏まえながら整理してお伝えします。

土地を見て「安い」と感じるとき、多くの場合は無意識に比較しています。
同じ貝塚市や泉佐野市で、広さや立地条件が近い土地と比べたときに、
金額が抑えられていると、その差が強く印象に残ります。
参考として、2025年時点のデータでは、
貝塚市の住宅用地の平均坪単価はおおよそ35万円前後、
泉佐野市では40万円前後が一つの目安とされています。
ただし、駅距離や用途地域、敷地条件によって価格は大きく変わります。
価格が低く見える土地は、「偶然安い」のではなく、
条件によって評価が分かれていることがほとんどです。
大切なのは、その理由を知らないまま判断してしまうことを避けることです。

価格差が生まれやすい要因には、次のようなものがあります。
こうした条件があると、同じエリアでも価格に違いが出てきます。
条件がある土地でも、設計の工夫次第で快適に暮らせるケースもあります。
重要なのは、その条件が自分たちの暮らしにどう影響するかを、事前に理解しておくことです。

土地価格が抑えられている場合、建築を進める中で次のような費用が発生することがあります。
なお、地盤改良費用は税務上、土地代ではなく建物の取得費として扱われる点も、知っておきたいポイントです。
土地代が抑えられていても、追加工事が重なると、家づくり全体の負担が大きくなることがあります。
そのため、土地と建物は切り離さず、総額で考える視点が欠かせません。

一般的な例として、次のようなケースがあります。
| 比較項目 | ケース① 価格が抑えられて見えた土地 | ケース② 一見高く感じた土地 |
|---|---|---|
| 表示されていた土地価格 | 約800万円 | 約1,000万円 |
| 周辺相場との比較 | 相場より低く見える | 相場に近い |
| 敷地条件 | 高低差あり | 高低差ほぼなし |
| 造成・付帯工事 | 必要 | 不要 |
| インフラ状況 | 上下水道・ガス引き込みが必要 | 整備済み |
| 追加でかかった費用 | 約200万〜400万円程度 (条件により変動) | ほぼなし |
| 土地の最終的な総額 | 約1,000万〜1,200万円 | 約1,000万円 |
| 計画の立てやすさ | 調整が必要 | 管理しやすい |
800万円という数字だけを見ると魅力的に感じますが、
家づくり全体で見たときに、計画が立てやすく、気持ちに余裕を持って進められるかどうかも大切な判断軸です。

土地を先に決めてしまうと、「この土地に家を合わせる」考え方になりがちです。
一方で、どんな暮らしをしたいかが整理できていれば、「この土地で無理なく実現できるか」を冷静に考えられます。
同じ土地でも、建物の配置や窓の取り方によって、明るさや使い勝手は大きく変わります。
価格だけで判断せず、「この土地でどんな毎日が想像できるか」を意識してみてください。

2026年現在、大阪府内の土地価格は、金利動向や建築資材費の上昇などの影響を受け、
エリアごとに緩やかな変動が続いています。
「今が安いか高いか」だけで判断するのではなく、購入時期や家づくり全体の流れも含めて考えることが大切です。
最新の相場や動きについては、地域の状況を踏まえながら整理することが安心につながります。
土地は、安いか高いかで決めるものではありません。なぜその金額なのか、どんな条件が含まれているのか。
それを理解したうえで、自分たちの暮らしに合っているかを考えることが大切です。
一人で抱え込まず、考えを整理できる場を持つことも、後悔しにくい家づくりにつながります。
シンズクラフトでは、貝塚市を中心に、泉佐野市・岸和田市・和泉市・熊取町・泉南市・阪南市・田尻町・泉大津市・高石市・忠岡町・河内長野市・大阪狭山市・堺市を主な施工エリアとしています。
身近な距離感を大切にすることで、土地探しから建築後の点検やご相談まで、安心してお付き合いいただける体制を整えています。
掲載エリア以外についても状況に応じて対応できる場合がありますので、気になる点があればご相談ください。