【そのプラン、本当に大丈夫?】設計の進み方を知らないまま家づくりが始まると起こりやすいこと

2026年2月13日

【そのプラン、本当に大丈夫?】設計の進み方を知らないまま家づくりが始まると起こりやすいこと

こんにちは。
シンズクラフトで、設計担当の小野寺登志美です。

家づくりのご相談をお受けしていると、
「設計士のことは、正直あまり意識していませんでした」というお声をよく伺います。

家づくりを考え始めたとき、多くの方がまず気になるのは、
「土地はどうしよう」
「予算はどれくらいまでなら大丈夫かな」
「ローンのことも考えないと…」
といった、現実的なことではないでしょうか。

決めなければいけないことが次々と出てくる中で、
設計士の役割や設計の流れまで思い浮かべる余裕がなくなるのも、無理のないことだと思います。

テーブルに広げられた住宅の間取り図とプラン集を前に、顎に手を当てながら理想の住まいの構成について真剣に検討している夫婦の背後からのカット。

ただ、打ち合わせを重ねるうちに、
「なんとなくイメージと違うかも」
「ちゃんと話したはずなのに、少しズレている気がする」
そんな小さな違和感を覚える方がいらっしゃるのも事実です。

その違和感は、好みだけの問題ではなく、
家づくりの進み方や、設計の関わり方が影響していることも少なくありません。

実はこの違和感、家づくりの「最初の段階」に原因が隠れていることもあります。

木目のテーブルの上に広げられた複数の間取り図、タブレット端末、コンパスや分度器などの設計道具が並び、自由設計による家づくりのプロセスを表現したイメージ写真。

この記事で分かること

ノートパソコンやコーヒーが置かれたデスクで、家づくりの要望や確認事項が記されたチェックリストにペンで印を付けていく、計画準備の様子を写した手元の写真。

専門的な知識がなくても大丈夫です。
これから家づくりを考える方にも、今まさに検討中の方にも、落ち着いて読んでいただける内容をお伝えしていきます。

家づくりを考え始めたとき、土地や予算のことで頭がいっぱいになるのはなぜ?

家づくりを考え始めると、多くの方がまず情報を集めます。
不動産サイトを見たり、住宅会社のホームページを開いたり、
夜、スマートフォンを見ながらご家族で話し合うこともあるかもしれません。

その中で、どうしても気になるのが、
「この土地はいくらなんだろう」
「全部で、いくらくらいかかるんだろう」というお金や条件の部分です。

金額や土地が見えないと、次の一歩を踏み出しにくい。
だからこそ、土地や予算のことばかり考えてしまうのは、ごく自然な流れです。

この段階では、
「誰が設計をするのか」
「設計がどんなふうに進んでいくのか」までは、なかなか意識が向かなくても不思議ではありません。

最初のプランは、どんな流れで作られていくのでしょうか

手に持った精巧な平屋の住宅模型を指差しながら、これから始まる新しい暮らしのイメージを膨らませて笑顔で話し合う若い夫婦の様子。

住宅会社に相談すると、
「ご要望を教えてください」
「一度、プランをまとめてみましょうか」と、話はとてもスムーズに進んでいきます。

一般的な住宅では、建築士の資格を持つ者が設計を行うことが法律で定められています。
そのうえで、実際の家づくりでは、次のような体制をとっている会社も多くあります。

営業担当が窓口となり、建築士が設計を行う体制

カタログやサンプルが並ぶ打ち合わせスペースで、図面を広げながらスタッフと施主夫婦が笑顔で家づくりの詳細プランを相談している株式会社シンズクラフトの打合せ風景。

このように、お客様と直接お話しする担当者と、
実際に設計を行う建築士が分かれているケースも少なくありません。

この体制自体が問題というわけではありませんが、
間に人が入ることで、何気ない一言や、言葉にしきれなかった思いが、
設計にうまく伝わらないことも起こりやすくなります。

「そこまで重要だと思っていなかった話」
「雑談の中でふと出た希望」


そうした部分ほど、後から振り返ると「実は大事だった」と感じることも多いものです。

「ちゃんと話したはずなのに」と感じてしまう背景

暮らし方や価値観の話は、正解がひとつではありません。
朝の支度の流れ、家事の動き、家族との距離感、これから先の暮らしの変化。

こうした話は、細かなニュアンスの積み重ねです。
「伝えたつもり」でも、「どう受け取られたか」によって、
プランとして形になったときにズレとして表れることがあります。

違和感を覚えたとき、
「自分の伝え方が悪かったのかな」と感じてしまう方もいますが、そうとは限りません。

設計の進み方や、関わる人の距離感が影響していることもあるのです。

だからこそ、最初に確認してほしいこと

木製デスクの上に置かれた、3つのチェックマークが記入されたバインダーとペン、ノート、スマートフォンの写真で、家づくりの工程管理やタスク完了をイメージしたもの。

こうした行き違いを防ぐために、
最初の段階で、ほんの少しだけ確認してみてください。

難しい質問をする必要はありません。
この質問にどう答えてもらえるかで、
ちゃんと伝わりそうかどうかは、自然と感じ取れると思います。

聞きにくいと感じたときの、やさしい聞き方の例

白いシャツを着た人物の隣で、黒い服を着た人物がリングノートにペンでメモを取っている様子を写した、打ち合わせやヒアリングを想起させるイメージ写真。

設計や体制のことは、
「詳しくないのに聞いていいのかな」と感じてしまう方も多いかもしれません。

そんなときは、こんな聞き方で十分です。

流れを知りたい、という姿勢で聞くことで、自然な会話につながりやすくなります。

この質問で分かること|安心できる返答と、少し注意したい返答

同じ質問でも、返ってくる答えによって、家づくりの進み方は大きく変わることがあります。

ノートに「このプランは…」「誰が設計…」「コストはどの…」と家づくりにおける不安や疑問点が書き込まれた、設計プランの検討段階を表現した手元の写真。

安心できる返答の例

こうした返答がある場合、
要望や考えが、設計まできちんと届いている可能性が高いと感じます。

少し注意したい返答の例

すぐに問題がある、というわけではありませんが、
違和感を感じた場合は、一度立ち止まって考えてみてもよいと思います。

まとめ|そのプランを、少しだけ立ち止まって見てみてください

黒の対面キッチンと木目調の下がり天井がスタイリッシュな空間を演出し、奥にダイニングセットが配置された、光溢れる株式会社シンズクラフトの注文住宅の内観施工事例。

設計士のことを、最初から意識していなくても大丈夫です。
ただプランを見たときに、
「この間取りは、どなたが考えてくれたのかな」
「私たちの思いは、ちゃんと伝わっているかな」
そんなふうに、少しだけ立ち止まってみてください。

それだけで、理由の分からなかった不安が、
少しずつ整理されていくことがあります。

もし、


そう感じたら、今あるプランを一緒に確認するという選択もあります。

大きく変えるための相談でなくても大丈夫です。
日々の動きや収納、これからの暮らしまで含めて、
設計の立場から、やさしく整理するお手伝いをしています。

「このまま進んでいいのかな」そんな気持ちのタイミングで、
どうぞ気軽にシンズクラフトにご相談ください。

シンズクラフトの施工エリアについて

シンズクラフトは、貝塚市を中心に、泉佐野市・岸和田市・和泉市・熊取町・泉南市・阪南市・田尻町・泉大津市・高石市・忠岡町・河内長野市・大阪狭山市・堺市を主な施工エリアとしています。

すぐにお伺いできる距離にエリアを絞ることで、住んでからの点検やご相談にも迅速に対応できる体制を大切にしています。
上記エリア以外については、状況によりご案内できる場合もありますので、お気軽にご相談ください。