【境界トラブルを防ぐ】土地購入前に必ず境界杭を確認すべき理由とは?

2026年1月30日

【境界トラブルを防ぐ】土地購入前に必ず境界杭を確認すべき理由とは?

こんにちは、シンズクラフト代表の小野寺伸也です。
家づくりを考えるとき、最初に悩みや不安が出てくる場所が「土地」ですよね。
その中でもご相談の多いテーマが、今日の「境界杭についてのお話」です。
専門的に聞こえますが、家づくりを始めるうえでとても大切なポイントですので、順番にお伝えしていきます。

面に打ち込まれたコンクリート製の境界杭の近接写真。赤い矢印が土地の境界点を示しており、購入前に必ず確認すべき敷地の権利範囲を象徴するもの。

どうして境界杭の確認が大切なのか

結論:境界を誤認したまま購入すると、思わぬトラブルにつながるため

境界杭とは、「あなたが買おうとしている土地の境界線」を示す、小さな印のことです。
ただ、この印が曖昧なまま契約を進めてしまうと、次のような問題が起こることがあります。

購入後に気づいてしまうと、話し合いや追加費用が必要になるケースもあります。
だからこそ、購入の前にしっかり確認しておくことが大切なんです。

よくある誤解と正しい理解

土地の境界に関して、初めての方が誤解しやすい点をいくつか整理していきます。

【誤解①】境界杭さえあれば大丈夫

→ 実際には、杭があっても「正しい位置にあるか」が重要です。
古い土地や造成から時間が経った土地では、杭がずれていたり、草に隠れて見えなかったりすることがあります。
貝塚市や泉佐野市、岸和田市といったエリアでも、このようなケースは珍しくありません。

【誤解②】不動産会社から説明を受けたから安心

説明と現地の状況が異なる場合もあります。
不動産会社の説明と、当事者(売主・買主・隣地所有者)の認識が完全に一致していないケースは意外と多いもの。
そのため、実際に現地で境界杭を確認することが不可欠です。

【誤解③】境界杭は簡単に見つかると思っていた

埋まっている、傾いている、そもそも見当たらないケースもあります。
境界杭がなかったり不明確な場合は、「復元測量」が必要になることもあります。
これについては後ほど詳しく解説しますね。

境界杭を確認する際のポイント

境界杭の確認では、ただ「あるかどうか」ではなく、次の点を見ておきましょう。

1)四隅がそろっているか

敷地の四隅すべてに境界杭があるのが基本です。
一部しかない場合は、追加で測量が必要になる可能性があります。

2)杭の種類と位置

金属杭・プラスチック杭・コンクリートなど種類はさまざまですが、
重要なのは「位置が正確かどうか」です。

3)隣地所有者の認識との一致

境界線は、双方が認めてはじめて成立します。
購入前に認識の食い違いがないかを確認しておくと安心です。

4)復元測量の費用は幅がある

境界杭が見つからない場合、土地家屋調査士による復元測量が必要になることがあります。
費用目安は「10万円台から30万円程度」。
境界点の数や作業の難易度によっては、10万円を切るケースや20〜30万円以上となる場合もあります。

※ 境界杭をすべて確定する「境界確定測量」とは別の作業で、そちらは30〜80万円が一般的です。
現地状況により大きく変動するため、事前に把握しておくことで無理なく進められます。

シンズクラフトが境界確認を重視する理由

私たちは、貝塚市を中心に泉佐野市・岸和田市など、さまざまな土地で家づくりをお手伝いしてきました。

ロープと木杭で区画され、手前に赤いコーンが置かれた住宅建築用の更地の風景。土地購入前に境界杭の有無や位置を確認することが重要な、家づくりの検討段階をイメージした写真。


私たちは、貝塚市を中心に泉佐野市・岸和田市など、さまざまな土地で家づくりをお手伝いしてきました。

その中で実感するのは、境界杭が家づくりの計画全体に直結するということです。

どれも境界が曖昧なままだと、正しく判断できません。
「この土地にどんな家が建てられるのか」
「どこまでが自分の土地なのか」
これらを明確にできてはじめて、安心して家づくりが進められます。

実際にあった相談ケース

ノートパソコンの画面を覗き込みながら、土地購入時の諸費用や復元測量の費用目安について調べて不安そうな表情を見せるカップルの様子。

あるお客様から「境界がどこなのか分からず、駐車スペースの広さが心配」というご相談がありました。
現地を確認すると、境界杭の一部が土に埋もれて見えにくい状態でした。

そのまま購入してしまうと、駐車計画が想定通りにいかない可能性があったため、
土地家屋調査士に復元測量を実施。

結果、境界が明確になり、安心して配置計画を進められました。
「境界杭は小さな印」ですが、家づくりという大きな計画を支える大切な要素だと改めて感じた場面でした。

トラブルを避けるために、購入前にできること

【確認ポイント①】必ず現地で境界杭を確認する

写真では見えにくいため、実際の確認が安心です。

【確認ポイント②】杭が見つからない場合は早めに相談する

売主・不動産会社・土地家屋調査士のいずれかに確認できます。

【確認ポイント③】建築会社と一緒に見る

建物配置・日当たり・外構計画まで踏まえて判断できます。
シンズクラフトでは、候補地ごとの配置図を作成し、暮らしのイメージも整理しながら検討しています。

【確認ポイント④】追加費用が発生する場合も想定しておく

復元測量や境界確定が必要になる場合があるため、事前に知っておくと安心です。

まとめ:境界杭の確認は“家づくりの最初に知っておきたいこと”

青空の下に建つ、グレーの塗り壁と黒のルーバーが特徴的なスタイリッシュでモダンな外観の注文住宅。境界を明確にした上で建物の配置計画を緻密に行った株式会社シンズクラフトによる施工事例。

境界杭は、家づくりを進めるうえで欠かせない大切な要素です。
購入後では取り返しがつかない場面もあるため、早い段階で確認しておくことをおすすめしています。

土地探しの段階で不安があれば、どうぞ気軽にご相談ください。

シンズクラフトでは、土地選びから設計・施工・アフターまで一貫してサポートしています。
安心して家づくりの一歩を踏み出していただけるよう、これからも丁寧にお手伝いできればと思っています。
(資料請求・見学会・個別相談も受け付けております)

シンズクラフトの施工エリアについて

シンズクラフトは、貝塚市を中心に、泉佐野市・岸和田市・和泉市・熊取町・泉南市・阪南市・田尻町・泉大津市・高石市・忠岡町・河内長野市・大阪狭山市・堺市を主な施工エリアとしております。

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