2026年1月27日
こんにちは、シンズクラフト設計担当の小野寺登志美です。
普段のお打ち合わせの中で、
「4人家族だと、LDKは何帖くらいあればいいんでしょうか」
というご質問をいただくことがよくあります。
せっかくの注文住宅なのに、
「思っていたより狭くて、ソファを置いたら通りにくい」
「広さはあるのに、なんだか使いづらい」
という状態は避けたいところですよね。
今日は、家族4人で快適に暮らせるLDKの広さについて、
・一般的な目安
・データや国の考え方
・シンズクラフトの設計現場で感じているポイント
を組み合わせながら、できるだけ分かりやすくお話ししていきます。
「うちの家族ならどれくらいがちょうど良さそうかな」と、イメージしながら読んでみてください。

まずは、多くの住宅会社や設計者が共有している「感覚的な目安」から整理してみます。
4人家族(ご夫婦+お子さま2人)の場合、LDKの広さはだいたい次のように考えることが多いです。
| 必要最小限の広さ | 標準的で使いやすい広さ | ゆったり使いたい方向けの広さ |
|---|---|---|
| 約16帖前後 | 18〜20帖程度 | 22帖前後〜 |
16帖のLDKでも、家具のサイズや配置、動線をきちんと設計すれば、家族4人で十分に暮らしていけます。

一方で、
「ダイニングスペースとリビングスペースをしっかり分けたい」
「スタディコーナーや畳スペースもほしい」
といったご要望がある場合は、18〜20帖以上が検討のスタートラインになってくることが多いです。
シンズクラフトでも、4人家族のご計画では
といったプランをつくることが多く、「数字以上に広く感じる」と言っていただけるケースが多いと感じています。
LDKの広さを考えるとき、家全体のボリューム感も一緒に押さえておくとイメージしやすくなります。
直近の各種調査を見てみると、全国的には、
| 注文住宅の延床面積 | 建売住宅の延床面積 |
|---|---|
| おおよそ30坪台半ば(120㎡前後) | おおよそ30坪前後 |
といった規模感が一つの目安になっています。
延床約32坪の注文住宅の場合、
といった構成が無理なく収まりやすく、貝塚市や泉佐野市などシンズクラフトの施工エリアでも、
このくらいのボリューム帯をご希望されるご家族が多い印象です。

もちろん、土地の広さやご予算によっては、もう少しコンパクトにまとめることもあれば、
平屋でゆったり計画することもありますので、「あくまで目安」として見ていただければと思います。
間取りのお話をしていると「国の基準ってあるんですか?」と聞かれることもあります。
国土交通省の「住生活基本計画」では、世帯人数ごとに
といった、住まい全体の面積の考え方が示されています。
4人家族の場合も、だいたい70〜100㎡前後を一つの目安とするようなレンジ感で語られることが多いのですが、
などによって数値が細かく分かれており、「4人家族は必ず○○㎡」という決め方ではありません。
そして、ここで示されているのはあくまで
「住まい全体として、どれくらいの面積があると望ましいか」
という考え方であって、「LDKは何帖にすべきか」までを直接指示しているものではありません。
私の実務感覚としては、先ほどの
といった考え方でプランを組み立てることが多く、
これは国の面積水準と大きく矛盾しないイメージ、という位置づけで整理していただくと分かりやすいかと思います。
「ここは統計としての話」
「ここは設計者としての感覚」
という線引きをしたうえで、両方をうまく参考にしていただくと安心です。
16帖のLDKは、4人家族にとって必要最小限の広さと考えられます。
といった基本的な家具は置けますが、
といった工夫が欠かせません。
その分、家全体としてはコンパクトにまとめやすく、
「延床面積や予算を抑えながらも、注文住宅で自分たちらしい間取りにしたい」
というご家族には、上手に使いこなせるサイズ感です。
18〜20帖のLDKになると、
を分けてレイアウトしやすくなり、「くつろぐ場所」と「食事をする場所」のメリハリがつけやすくなります。
など、間取りの工夫もしやすく、シンズクラフトでも4人家族の標準プランとしてもっともご提案回数の多い広さです。
22帖以上になると、
などもゆったりレイアウトできます。
中庭やタイルデッキとひとつながりにして
「庭で遊ぶ子どもの様子を見ながら、LDKでゆったり過ごす」
といったプランも実現しやすくなり、貝塚市や泉佐野市周辺で比較的ゆとりある土地をお持ちの方には
人気のボリュームです。
その一方で
・冷暖房に必要な空気の量が増える
・他の部屋や収納スペースとのバランスを調整する必要がある
といった点も出てきますので、性能や家事動線とのバランスを見ながら、
無理のない範囲で広さを決めていくことが大切です。
同じ18帖のLDKでも、「間取りのプラン」が違えば住み心地は大きく変わります。
シンズクラフトでおすすめしている動線の一例が、
という、いわゆる「パントリー・玄関直結」の買い物動線です。

この動線にしておくと、
といった小さなラクが積み重なり、「この間取り、便利だね」と感じていただける場面が増えていきます。
結果として、LDK自体の畳数がそこまで大きくなくても、生活全体としては広く感じられることも多いです。
「とにかくLDKを広くして、収納もここにまとめて…」という考え方も、一見便利そうに見えますが、
という状態になってしまうこともあります。
シンズクラフトでは、
などの役割分担を考えながら、LDKには「本当に必要な分だけ」を置くイメージで収納計画をすることが多いです。
結果的に、LDKの畳数が同じでも、
といった“心地よさ”につながりやすくなります。

まずは、今の暮らし方を少しだけ言葉にしてみると、必要な広さが見えやすくなります。
こうしたことを整理していただくと、「どんなLDKにしたいのか」が浮かび上がってきます。
次に、具体的な家具のイメージも一緒に考えてみてください。
「置きたい物」まで整理しながら設計を進めることで、
といった判断がしやすくなります。
シンズクラフトでは、造作家具や造作カウンターのご提案も多く、
間取りと家具の位置をセットで検討しながらLDKの広さを決めていくことがほとんどです。
LDKの広さだけを先に決めてしまうと、
ということになりかねません。
といった点も含めて、家全体のバランスを考えながら、LDKの広さを調整していくことが大切だと感じています。
貝塚市をはじめ、泉佐野市・岸和田市など、シンズクラフトの施工エリアは敷地条件もさまざまです。
同じ4人家族でも、土地の形や方角、周りの建物との関係によって「ちょうど良いLDKの広さ」は変わってきますので、
図面上の数字だけで悩みすぎず、一緒に整理していければと思います。
今回は、家族4人で快適に暮らせるLDKの広さについて、
といったポイントをお伝えしました。
同じ18帖でも、
「どんな間取りにするか」「どこに何を置いて、どんな時間を過ごしたいか」によって、
感じ方は本当に大きく変わります。

もし今、
「うちの場合、LDKは何帖くらいが合っていそうだろう」「買い物動線やパントリーも含めて、便利な間取りを考えてみたい」
と感じていらっしゃれば、シンズクラフトの家づくり勉強会や個別相談で、具体的にお話ししてみませんか。
図面だけでは分かりにくい部分も、実例のプランや写真を交えながら、無理のないご予算の中でどんなLDKがつくれるのか、一緒に整理させていただきます。
「まだ建てる時期は決まっていない」という段階でも大丈夫ですので、気軽にご相談ください。
シンズクラフトは、貝塚市を中心に、泉佐野市・岸和田市・和泉市・熊取町・泉南市・阪南市・田尻町・泉大津市・高石市・忠岡町・河内長野市・大阪狭山市・堺市を主な施工エリアとしております。
<上記エリア以外につきましては、弊社担当までご確認ください>