2025年10月27日
こんにちは、南大阪を中心に女性建築士とともに家づくりをしているシンズクラフトのタニです。
今日は、これから家を建てようと考えている方にぜひ知っておいてほしい
「家を建てる前に知るべき“隠れコスト”」についてお話ししたいと思います。

家づくりを考えるとき、多くの方がまず気にするのは「建物本体の価格」だと思います。
でも実際には、家づくりには『建物金額にはのらない“隠れコスト”』がいくつも存在します。
これを知らないまま進めてしまうと、後になって「え、こんなにかかるの?」と驚くケースも。
ここでは、実際によく発生する費用をわかりやすくご紹介します。

中古住宅など建物付きの土地を購入した場合、新しい家を建てる前に既存の建物を取り壊す必要があります。
このときにかかるのが解体工事費です。
建物の大きさや構造、立地条件にもよりますが、
一般的には150万円~250万円ほどが目安になります。
解体費用は見積もりの段階で含まれていないことも多いため、
土地を検討するときには事前に確認しておくと安心です。

家を建てる土地の地盤が弱い場合は、地盤改良工事が必要になります。
改良の内容によって費用は大きく変わり、
数十万円から100万円以上かかるケースも少なくありません。
地盤調査の結果が出てから判明するため、初期の見積もりには含まれないことが多い費用です。

意外と見落とされがちなのが、外構(お庭やフェンス、駐車スペース)にかかる費用です。
建物が完成したあと、「フェンスをつけたい」「門柱をおしゃれにしたい」など、
追加で費用が発生することも多くあります。
150~400万円を目安に考えておくと安心です。
新築時には、火災保険や地震保険への加入が必須です。
補償内容や期間によって異なりますが、
10〜30万円前後が一般的な相場です。
万が一に備えるための大切な費用なので、しっかり内容を確認して選びましょう。

家を建てる際には、土地・建物の登記、住宅ローン契約の際に必要な印紙税など、
さまざまな手続き費用が発生します。
登記費用は40万円ほど、ローン関連の諸費用や印紙税などは、建物金額に対して約1~3%ほどかかってきます。
これらは現金で支払うケースが多いため、あらかじめ準備しておくことが大切です。

新しい家に合わせて家具や家電を買い替える方も多いです。
カーテンや照明、エアコンの追加なども含めると、
20〜50万円以上になることも。
引っ越し代も距離や荷物量によって10万円以上はかかるため、
新生活費用として見込んでおきましょう。

家は建てて終わりではありません。
10年、20年と暮らすうちに、外壁や屋根の塗り替え、給湯器や水回りの交換などの
メンテナンス費用が必要になります。
また、高断熱・高気密の家にすることで光熱費を抑えられるため、
長期的なランニングコストも考慮して計画するのがポイントです。

家づくりでは、「建物価格」だけを見て判断するのではなく、
解体・地盤・外構・諸費用など、すべてを含めた総額で考えることが大切です。
シンズクラフトでは、女性建築士が資金計画の段階から丁寧にサポートし、
「思っていたより高かった…」という後悔がないよう、トータルでご提案しています。
人生でいちばん大きなお買い物だからこそ、
安心してスタートできるように、しっかり準備をしていきましょう!
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