2025年10月10日

こんにちは!シンズクラフトのサカイです。
2027年4月から新築住宅の省エネ基準が大きく変わることが発表されました。それが、新しい高性能住宅の基準「GX ZEH(ジーエックス・ゼッチ)」です!
このGX ZEHは、家の断熱性や省エネ性能を大幅に強化した新基準で、今後の補助金制度にも影響が出てくる可能性があります。
今回は、このGX ZEHの概要と、家を建てる皆さんにどんなメリットがあるのかを、分かりやすく解説していきます!

出典元:新建ハウジングより
GX ZEHとは「グリーントランスフォーメーション・ゼロエネルギーハウス」の略称で、これまでの「ZEH」をさらに進化させた新しい省エネ住宅基準のことです。
日本は2050年カーボンニュートラル実現に向け、国内消費の約3割を占める住宅分野の抜本対策が必要です。そこで、従来のZEHを大幅に強化した新基準「GX ZEH」が登場しました。これは、経済成長と温室効果ガス削減を両立させるGXの思想に基づき、住宅を「エネルギー自立型」へと進化させることを目指しています。
2027年4月以降、新築住宅に順次適用されていく予定です。
「難しそう…」と感じるかもしれませんが、簡単に言うと、家がもっと高性能になるということです!
特に大きく変わるポイントは3つです。
1. 断熱性能の強化
現行の基準では「断熱等級5」が主流でしたが、GX ZEHでは原則として「断熱等級6」へと引き上げられます。これは、壁や窓の断熱性がこれまで以上に高くなり、外の暑さや寒さの影響を受けにくくなるということ。冬の朝、リビングが寒くてつらい…といった悩みが大きく解消されるんです。
2. 省エネの強化
冷暖房などのエネルギー消費量を、現行の基準よりも多い、35%以上削減することが求められます。これによって、毎月の光熱費の大幅な削減が期待できるのが、大きなメリットです。
3. 蓄電池とHEMSが原則必須に
太陽光発電で作った電気を貯める蓄電池(5kWh以上)と、家全体のエネルギーを管理するシステム(HEMS)の設置が原則として必須になります。
太陽光を載せるだけだったこれまでの家と違い、エネルギーを「創って、貯めて、かしこく使う」ことが、これからのスタンダードになっていきそうです!

GX ZEH基準の家づくりには、ご夫婦の暮らしに直結する大きなメリットがたくさんあります。
1. 毎月の光熱費が大きく減って家計にやさしい
「断熱性能の向上」と「省エネ設備の導入」のおかげで、冷暖房に使うエネルギーが減り、太陽光と蓄電池で自家発電・自家消費ができるため、光熱費が大幅に削減できます。
統計データによると、GX ZEH住宅では、従来の住宅と比較して、月々の光熱費が20,000円近く下がったという試算もあるんです。(出典:国土交通省「年間の光熱費も節約できる!|経済的にオトクに!」)
建ててからのランニングコストを抑えられるのは嬉しいメリットですよね!
2. 災害時にも安心できる暮らし
蓄電池が原則必須になることで、万一の停電や災害時にも、貯めておいた電気を照明や冷蔵庫、携帯の充電などに使うことができます。これは、いざという時の大きな安心感につながります。
3. 資産価値が下がりにくい
高性能な住宅は、将来売却することになった際も、市場での評価が高く、資産価値を保ちやすいと言われています。
今後、省エネ性能が低い家は「時代遅れ」と見なされる可能性が高まるため、2027年の新基準に対応することは、将来を見据えた大切な投資にもなります。

家づくりにおいて、補助金の情報は本当に大切ですよね。
現在、国が用意している高額な補助金制度では、すでにGX ZEHの基準(もしくはそれに近い水準)を満たした家を建てる世帯に対して、最大160万円/戸といった手厚いサポートが行われています。
(出典:国土交通省「子育てグリーン住宅支援事業」など)
これから家づくりをされる皆さんに知っておいてほしいのは、今後、このGX ZEHを満たす家を基準とした補助金がメインになってくる可能性があるということです。最新の高性能な家を建てる人ほど、国からもしっかりサポートが受けられる時代になるかもしれません。
補助金は予算に限りがあるため、常に最新情報をチェックし、適用期間を逃さないようにすることが大切ですね。

「高性能な家は、地元の工務店じゃ無理なのかな…」と心配されている方もご安心ください!
私たちシンズクラフトは、「こころに響く、たった一つの住まい」を叶えるため、国の基準よりも厳しい性能を標準としています。
このように、シンズクラフトでは、すでにGX ZEHの求める高い水準をクリアする高性能住宅を建てることが可能です。
子育て経験のある女性建築士が、ご家族の暮らし方や将来を見据えた動線、収納計画、そして「性能」と「予算」のバランスをしっかり考えてご提案します。「高性能だけど、見た目も暮らしやすさも諦めたくない!」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
2027年から始まるGX ZEHは、家の断熱性・省エネ性能を大幅に強化し、蓄電池の導入を原則必須とする新しい高性能住宅の基準です。これは「光熱費が安く、災害時も安心できる」という、大きなメリットをもたらします。
シンズクラフトでは、GX ZEHの基準をクリアする高性能住宅をご提供できます。
「うちの予算でGX ZEHの家は建つの?」「最新の補助金について詳しく知りたい」など、どんな小さなことでも構いません。家づくりのことなら、私たちシンズクラフトにご相談ください。
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