知らないと損する!「耐震等級3」と「耐震等級3相当」の違いとは?

2025年7月8日

知らないと損する!「耐震等級3」と「耐震等級3相当」の違いとは?

建築中の木造住宅。柱や梁が丁寧に組まれ、構造体が見える状態の室内。

こんにちは!シンズクラフトのサカイです!
最近、鹿児島のトカラ列島で地震が続いていますが、皆さまご無事でしたでしょうか?
「大きな地震の前触れでは…」と思わず不安に感じてしまいますね。

家を建てるなら、やっぱり“地震に強い家”を選びたいものです。
そこで今回は、地震対策のカギとなる「耐震等級3」と「耐震等級3相当」の違いについて、わかりやすくお伝えしたいと思います。

大切な家族を守るために、正しい知識をつけていきましょう!

耐震等級とは

「耐震等級」は、国の法律(品確法)に基づいて決められている、建物の“地震に対する強さ”を示すものです。
この等級は、第三者機関による「住宅性能表示制度」を通じて、しっかりとチェックされたうえで認定されます。

等級は1~3の3段階があり、それぞれ以下のような特徴があります。

<等級1>

耐震等級1:建築基準法レベル

震度5強~6強程度の地震で倒壊しない、建築基準法の最低ラインです。
ただし、東日本大震災などでは等級1や2の住宅でも、倒壊した例が多くあります。

<等級2>

耐震等級2:長期優良住宅基準

等級1の1.25倍の強さがあります。
避難所として使われる学校や病院などには、等級2以上の耐震性能が必要とされています。

<等級3>

耐震等級3:日本最高基準

等級1の1.5倍の強さで、もっとも高い耐震等級です。
警察署や消防署などと同じレベルの強度があるので、家族が安心して長く暮らせる住まいになります。

このように、数字が1つ違うだけでも、地震への強さにはかなりの差があります。

耐震等級3「相当」とは

「耐震等級3相当」は、正式に第三者機関に認定を受けていない住宅に使われる表現です。
つまり、「耐震等級3に相当する性能」とされていますが、実際の性能は建てた会社にしか分かりません。

同じ「等級3」とあっても、認定の有無で安心感に大きな差があります。

選ぶポイント

最近の大地震では、震度7の揺れが繰り返されることが多い傾向にあります。
そんな中、安心して暮らすためには第三者機関の認定を受けた「耐震等級3」を選ぶことがとても大切です。

シンズクラフトでは、すべての家で耐震等級3を標準にしています。
さらに、「許容応力度計算」という高い精度で耐震性を評価できる方法を採用し、地震に強い家づくりを行っています。

耐震等級の違いを説明した図

少しでも参考になればうれしいです!
8月には「耐震性」のお話も含む「家づくり勉強会」を予定していますので、ぜひお気軽にご参加くださいね!

\施工エリア/

貝塚市を拠点に、岸和田市・泉佐野市・泉大津市・和泉市など、泉州・南大阪エリアで対応しております。
車で1時間圏内にエリアを限定することで、万一のトラブルにもすぐに駆けつけられる体制を整えています。

地域に密着したサービスで、安心して長くお付き合いいただける住まいのパートナーを目指しています。