2025年5月19日
こんにちは。南大阪を中心に、女性建築士とともに“こころ満たす家づくり”をお手伝いしているシンズクラフトのタニです。
今回は、ちょっぴりマニアックだけど、家づくりにとって、とっても大切な『巾木(はばき)』についてお話ししたいと思います。
「巾木ってなに?」という方も多いかもしれませんね。
巾木とは、壁と床のすき間を埋めるために、壁の下の方に取り付けられている細い板のこと。普段はあまり意識することのない部分ですが、実はお部屋の印象やお掃除のしやすさにも関わる、縁の下の力持ちのような存在なんです。
お部屋の壁と床の間には、どうしても少しのすき間や段差ができてしまいます。
そこにホコリが入り込んだり、掃除機が当たって壁紙が傷ついてしまったり…。そんなとき、巾木があるとそれらをしっかりカバーしてくれるんです。
また、見た目の上でも、床と壁の境界がすっきりと整うことで、お部屋全体がきちんと仕上がった印象になります。まさに「家の仕上がりを決める名脇役」といえるでしょう。
私たちシンズクラフトでは、巾木にもとことんこだわっています。
採用しているのは、Panasonic製の巾木。シンプルで上質なデザインが魅力で、空間にすっとなじみながら、しっかりとその役割を果たしてくれます。
一見すると「そこまで気にしなくても…?」と思われがちな巾木ですが、こうした細部にこそ、暮らしの質を高めるヒントが隠れています。
実際、完成したお住まいを見ていただいたお客様から「落ち着いた素敵な雰囲気ですね♪」と言っていただくこともあります。
それは、目立たない部分にまでしっかりと手をかけているからこそ感じていただける、心地よさだと思うのです。
私たちが家づくりで大切にしているのは、「お客様の理想の暮らしを、かたちにすること」。
そのためには、パッと見てわかるデザイン性だけでなく、こうした“見えにくい部分”にも丁寧にこだわることが欠かせません。
巾木ひとつをとっても、その素材感や高さ、色味のバランスまで細かく検討し、お部屋全体の調和が取れるように設計しています。
今回は少し地味だけど、とても大事な『巾木』についてご紹介しました。
家づくりは、大きな間取りや外観デザインだけでなく、こうした細かいパーツひとつひとつの積み重ねで、完成度がぐっと変わってきます。
「毎日を心地よく過ごしたい」「長く愛せる家にしたい」
そんな想いをお持ちの方には、ぜひ細部へのこだわりにも注目していただけたら嬉しいです。
シンズクラフトでは、女性建築士と一緒に、細やかな部分まで丁寧にご提案させていただいています。
ぜひお気軽にご相談くださいね♪