2024-04-17

『新耐震』でも倒壊!?命を守る耐震性能とは?

 

こんにちは、春休みが終わり、日常の生活に戻る中ほっと一息ついたタニです。

最近地震が多くて怖いですよね。
今後いつ起こってもおかしくない南海トラフ地震。

先日、もし災害が起こってしまった時に、家族がバラバラだった場合、それぞれどこに避難すればよいか、家の安全対策はできているかなど、地震が来たことを想定し、家族で相談しながら総点検しました。

 

 

今回は、今年の元旦に発生した能登半島地震のことを踏まえ、『住宅の耐震性』について考えていきたいと思います。

まずは被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。

最大震度7を観測したこの地震では、安心と考えられていた『新耐震』の家屋でも多くの住居や建物が倒壊し、多くの人的被害が発生しました。
なぜ安全とされていた『新耐震』で倒壊が起きたのか、その要因について考えてみます。

 

 

そもそも『新耐震』って何?

『新耐震基準』とは、1981年(昭和56)以降に施行された耐震基準を指します。
これは震度7クラスの地震にも倒壊しない基準で、建物の損傷はあっても、そこに住む人々の安全を守ることが想定されています。

(※新耐震基準が施行される前は、1948年の福井地震をきっかけとしてできた『旧耐震基準』であり、震度5程度の地震で即座に建物が倒壊しないことに重点が置かれていました。)

しかし、今回の地震で『新耐震』の家屋でも多くの住居や建物が倒壊するといった想定外の結果が出たことから、国土交通省は被害状況や原因などを詳しく調査するための委員会を設立しました。

耐震基準は、大地震が発生し大きな被害を出すたびに見直されてきました。

 

 

『新耐震』でも倒壊した要因は?

倒壊の具体的な原因はまだ分析されていませんが、考えられる要因はいくつかあります。
まず、新耐震基準が施行されてからすでに40年近くが経ち、建物の劣化が進んでいる可能性が挙げられます。
また、昨年から能登半島エリアで地震が頻発していたことも影響しているかもしれません。新耐震基準は一度の地震に耐えることを前提としているため、複数回の地震に対応できなかった可能性も考えられます。

 

(写真は全て出典:構造塾より提供)

では建物が地震に耐えうるためには、どうしたら良いのでしょうか?
それは次週、『新耐震』でも倒壊してしまった要因を踏まえ、命を守る『耐震性能』とはどういった建物かについて考えていきたいと思います!

 

 

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